過去の活動実績
過去の活動の一部をご紹介しています。
NPO法人essence設立記念セレモニー
日時 | 2012年7月1日 13時~ |
場所 | 川村義肢株式会社 大ホール |
参加者 | 116名 |
主催 | NPO法人 essence |
協力 | 川村義肢株式会社 |
協賛 | 株式会社グローバル、シートゥスカイペイストリーズ、マツケン食堂、ステラカデンテ、溢彩流香、天馬らぁめん、フール・ドゥ・アッシュ、ル・ボン・マルシェ、ラヴィルリエ、イル・ピスタッキオ、パティスリーS、株式会社イーサーブ、皐月庵、ツオップ、コンヴィヴィアリテ、タケウチ、ケ・モンテベロ、ル・シュクレ・クール(順不同) |
5月20日に発表してから一ヶ月あまり経った7月1日(日)、今の身の丈にあった形での会員さんの顔合わせも兼ねた催しを、大東市にある川村義肢さんに会場提供の御好意をいただき無事に開催することができました。
手作り感溢れる・・・というと逃げになりますが、この団体というのはサポートやコーディネートに回る「裏方」の役割がメイン。表に立つこと自体、自分の中では憚れるなか、あまり気張らず今やれる範囲でのセレモニーになればと思っていました。
そんな中、立派な会場を提供してくださった川村義肢さん、その会場をいっぱいにしてくださった参加者の皆さん、ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡」の上映、華を添えてくださった吹田ろうあ太鼓「和龍耳」の皆さんの生演奏、そして、多忙な中、無理を聞いてくださった賛助店舗の皆さんによる「食」の持て成し等々によって、いっぱしの「会」として成立させていただけたこと、本当に感謝しております。
これだけの人数が集まる事が今回初めての試みだったこともありますが、障害がある皆さんのほうが明るく積極的に時間を過ごしていて、むしろ健常者と呼ばれる方々が、「どう接して良いかわからない・・・」と戸惑われていたように思います。でも、それで良いと思っています。戸惑いや不安は、触れ合って行かなければ拭いされないものですから。
私たちも同じですが、「こういう団体を立ちあげた」という事実だけで、信頼してもらえるかというとそんな簡単なことではありません。「分け隔てなくお店に来て楽しんでほしい」という「意思表示をした」というだけで、「あ、そうなの?」って足を運んでいただけるかというと、そんな訳ありません。再認識していただかなければいけないのは、一朝一夕で成し得られることなんて何もない活動だということです。旗を掲げただけで何かを成し得られたりするようなものは、所詮、一方的な「やった感」でしかありません。どっちがどっちということではなく、お互いが何度も接して、何度もノックして、分かりあうことから始めなければいけません。仰々しく聞こえるかもしれませんが、信頼関係ってそうやって作るものだと思っています。
社会における根本的且つ分かりやすい問題、「障害者との接点の無さ」というシンプルな問題を、「食」という比較的身近なコミュニケーションツールを使ってコミュニティを生み、「一緒にいること」の違和感を少しずつ無くしていけたらなぁと願っています。それがただ食欲を満たすだけの「食」ではなく、プロが携わり、喜びや楽しみ、感動を伴うような「食」に触れてもらうことにより、少しの彩りを分け隔てない方々の人生に添えられたら、尚嬉しいなぁと思っています。
何も大袈裟なことを打ちだしているわけではありません。自分の力量を見誤って、難しいことを試みようとしているわけでもありません。 応援して下さっている方々への責任感は当然ながら持ち合わせているつもりですが、そこに義務感もなければ、使命感もありません。 そもそも「何かをしてあげる」とか「してあげなきゃ」みたいな感情は一切ありません。
私たちが作るのは「機会」だけ。「きっかけ」だけ。
そこに参加して一緒に楽しみたい。直接触れ合うことで知らなかったことを知りたい。 そしてそれはとても素敵なことなので、一人じゃなくて、みんなでその時間を分かち合いたい。ただそれだけです。
美味しいものを一緒に食べましょう。そこでいろんなことを分かち合いたい。その景色を、あっちでもこっちでも作っていきましょう。 もっとそれが当たり前の景色になるよう働きかけましょう。優劣なんてありません。そこに隔たりなんて作る必要もありません。 さぁ、一緒のテーブルに着きましょう。一緒にワインを飲みましょう。その機会の受け皿として使ってもらえるのを楽しみにしています。
この「会」が、皆さまの「きっかけ」になったのなら嬉しいです。
*当日の詳しい様子は、こちらでも報告しております。 http://npoessence.exblog.jp/i8
第二回 聴覚障害者向けお菓子教室
日時 | 2012年4月12日(木) |
定員 | 23名 |
講師 | パティシエ エス コヤマ 小山 進氏 |
主催 | NPO法人 essence |
共催 | 株式会社 パティシエ エス コヤマ |
協賛 | 株式会社フェリシモ |
一年ぶりとなる第二回目のお菓子教室。この日も23名の方々が集まってくださいました。
今回私たちのお願いを快諾していただいた講師は、この方!三田の「パティシエ エスコヤマ」の小山シェフです!エスコヤマさんと通販のフェリシモさんで共同開発された、一般の方々向けに販売してるお菓子作りの通販セットの中から、その中に入ってる「パティシエパウダー」なるものを使っての実演。
この「パティシエパウダー」を使ったお菓子作りセット。動機が素敵なので書かせてもらいますね。
小山シェフ宅、やはり冷蔵庫はお菓子でいっぱいなんだそう。試作だとか、ちょっとしたロスとかでも、そこそこの量になりますからね。でも3人のお子さんにしたら嬉しいことじゃないですか。コヤマファンにしてみたら、夢の冷蔵庫ですよね(笑)でも、ふとお子さんが洩らした一言。「お母さんのお菓子が食べたい」。なぜ?エスコヤマのお菓子です。お母さんのお菓子より美味しいでしょ?「このお菓子はお客さんの為に作ってるお菓子でしょ?僕だけのために作ってくれた、お母さんのお菓子が食べたいの」。小山シェフ、ハッとされたそうです。その体験を元に、「お店で買ってきたのを食べるだけじゃなくて、お母さんが家で手軽に美味しいお菓子を子供たちに振る舞えないだろうか」。そう考えるようになり、フェリシモさんとの協力で出来上がったのだそう。素敵な話でしょ?普通はなかなかそこから商品化まで漕ぎ着けれないもんです。想いやアイデアだけで終わらずに、具現化し世に送り出しちゃうんですから、本当、すごい行動力と実行力ですよね。
さて話は戻りまして、前回もそうでしたが、やっぱり皆さんの集中力がスゴイですね。それもそのはず、私たちなら余所見をしてても何となく声は聞こえますが、他に目線を逸らしてたら、その間の情報は流れていってしまうわけです。この様子を見てると、どれだけ僕らが日々、揃った機能に甘んじてるのかと考えさせられます。うちのスタッフにもよく言いますが、「見る」と「見えてる」は違います。そして「聞く」と「聞こえてる」も違います。前者には意思が入ります。意思の入らない機能なら、視界に入ってても見えてません。同じく、聞こえてるはずなのに記憶には残りません。「見ようとする」とか、「聞こうとしてる」とか、そこに「意思」が入ってるか否かで情報収集能力は大きく変わります。じっと集中して眼から情報を得ようとしてる姿を見てると、やはり私たち健常者は、見えてることや、聞こえてるってことに、知らないうちに甘んじてしまってるんやろなぁ…と思うのです。
最初は不慣れな雰囲気に「緊張した」と仰ってた小山シェフでしたが、まずはホットケーキ、次にロールケーキと、さすがの段取りで手際でテンポよく進めていかれます。さ、シェフの実演が終わったら、今度は実習。みんなでホットケーキを焼きます!その頃には緊張も解けた小山シェフ、積極的に皆さんのもとへ。
ホントにね、お会いさせていただく機会があるたび思うのは、何て言うか、内側から強烈に溢れ出るバイタリティと言いますか、エネルギーの放熱量が半端ないですわけです。そこは強烈に刺激になりますし敵わないなと思いますし尊敬しているわけです。ホットケーキの実習も滞り無く進み、皆さんホントに上手で、要領の分かった二枚目は、ほとんどの方が美味しそうに焼けてましたよ。
香ばしい良い匂いが教室中に立ちこめたところで、紅茶をいれて、いただきます!
皆さん、あっちこっちで「美味しい!」「美味しい!」と喜んで食べてました。この笑顔、….もう見てるだけで十分です。美味しい時間が過ぎると、小山シェフに質問に行ったり、はたまた記念撮影をお願いしてみたり、今日という時間を目いっぱい楽しんでもらえてたように思います。
そんな時、小山シェフのもとに歩み寄った女性から、「予約ができないんです…」との言葉が。今現在、エスコヤマでは電話での予約しか出来ません。耳の聞こえない彼女には予約する手段がないのです。「すいません、早急に対処するようにします。」そう仰った小山シェフ。後に私に「昔はFAXもあったんだよ」と。いろんな手段を通じて沢山の方に予約をしてもらえるよう、最初は電話とFAXの併用だったんだそう。ただ、FAXでのやり取りは「送った、届いてない」の問題が多くなり、良かれと思って始めたことによって逆にお客さんを不快にさえてる矛盾を感じ、FAXでの予約は止めて、電話での予約一本に変えたんだそう。「あ~~、そんとき思い浮かばへんかったぁ~~」と小山シェフ。そうです、見えないFAXの向こう側に、予約手段を断たれてしまった耳の聞こえない方々がたくさんおられたんです。でも、ほとんどの飲食店の方も気づくことはなかったと思います。悪気はないですし、拒んでるわけでも決してないのですが、そもそも意識の中に「障がい者」の方々の存在が入ってないのが、哀しいかな日本の社会における一般の方々にも言える現状じゃないでしょうか。もし自分がFAXやメールでしかやり取りができない状況だったとして、店のHPなどに「お電話のみの受付となっております」と書かれていたら、一体どう思うのか考えてみて下さい。私なら「疎外されてる」と感じるでしょう。でも、実際障がい者の方々にとっては、そういったことは日常茶飯事で、健常者の無知による「悪気の無い行為」を、あらゆる日常の場面で数限りなく体験されてきてるわけです。難しいことは言えませんが、私たちがちょっと意識するだけで、ちょっと知る努力をするだけで、もっともっと生き易くなる社会になると思うんです。難しいことではありません、皆さんが意識し関心を示すことは、たった今からでも出来ることなのですから。
その後、小山シェフの熱のこもったお話あり、協賛していただいたフェリシモさんのお話あり、最後にみんなで並んで記念撮影をして、
フェリシモさんに提供していただいたお土産を、小山シェフから直接いただいて、
今回も何とか無事終了の運びとなりました。
先に書いたように、最初は「緊張してた」という小山シェフ、終わってご挨拶に伺った最初の一言が、「この会、本当にやって良かった。また声かけて。」でした。いやぁ….、素直に嬉しかったです。主催者側としましては、参加者だけに喜んでいただいても違うと思うんです。何かをしてあげたとかいう一方通行のアクションでは何も生まれません。やっぱり講師として立っていただく方にも何か感じてもらい、障がいを持った方々とシェフの方々、お互いが「知る」というきっかけの場を作りたいと願って開催してるわけです。前回今回と、参加してくださった方々に喜んでいただけてるのは確信しました。今まで無かった機会を提供出来てるという充実感もいただいてます。
飲食業ならではの「本業を通じた社会貢献」、その道が見えたのが一年前。そこに今回、様々な精力的な活動をされてる小山シェフに引き受けていただき、私の中では、「小山シェフがどう思われるか」は、この活動の意義を確認する為の大きな指標でもありました。「本当にやって良かった。また声かけて。」小山シェフにかけてもらったこの言葉には、大きな勇気をいただきました。サポートに来てくれたエスコヤマのスタッフさんも、「すごく良い経験をさせてもらった」と喜んでもらえました。それは何かを「してあげた」では絶対に感じ得れない感情だと思います。私たちにも、学び感じることがこの触れ合いの中にはあるんだと確信しました。
見て下さい、会場を出られる際の晴れやかな表情。
参加者の感想の中に「一生の思い出になりました…」という言葉があったように、本当にこうした機会は聴覚障がい者に限らず、広く開かれてないのが現状です。私たちにとって世に溢れてる「当たり前」と思うことでも、はたしてどこまでの範囲が誰にとっての「当たり前」なのか…、考えるきっかけになってくれれば幸いです。
10代~20代対象 オズール義足ユーザー交流食事会
日時 | 2011年12月3日(土) 17:00~ |
場所 | 羽山料理店(大阪市西区靱本町2-5-1) |
主催 | パシフィックサプライ株式会社 |
協力 | 羽山料理店、土佐堀オリーブ |
企画・運営 | essence |
義足ユーザーは所属する団体等がなく、仲間との繋がりが希薄になりがちな現状があるとのことでパシフィックサプライ株式会社様よりご依頼いただき、羽山料理店さん・土佐堀オリーブさんご協力のもと交流食事会を企画運営させていただきました。義足ユーザー対象の食事会開催は全国的にも稀で、関西では初開催ということもあり企画初期段階より不安もありましたが、開催後も「また、このような食事会を開催して欲しい」という声が届いていることに 心から感謝しております。特に10代20代の若年層は仲間と知り合うきっかけがなく 、情報交換の場、悩みや喜びを分かち合う機会が著しく少ないという実情も知ることができました。皆さんの「仲間と交流したい」というお気持ちにも触れ、後も定期的にこのような機会が作れるよう、私たちも励まされた気がします。
お菓子教室
日時 | 2011年4月11日(月) |
講師 | パティスリー ケ・モンテベロ 橋本 太シェフ |
メニュー | クレープのアシェット・デセール(皿盛りデザート)仕立て、他 |
主催 | トコスエンタプライズ株式会社 |
共催 | パティスリー ケ・モンテベロ |
協力 | ドーバー洋酒貿易株式会社、ブーランジェリー ル・シュクレ・クール、パティスリー ラヴィルリエ |
この日はessence設立以前に遡りますが、案自体は以前からあったなかで、ほんとに徐々に徐々に具体化していき開催へと至った、 活動の原点であり出発点であり、団体設立の必要性や必然性の確信を得た大切な大切な一歩となった一日でした。
今回のメニューは「クレープ」。橋本シェフの主旨としては、「会場で見るだけでなく、是非家で大切な人に作ってもらいたい」。そういう意味で、気軽に家で作れること、そして流用性も考慮してのチョイス。それともう一つ、クレーム・パティシエールを合わせれること。このパティシエールも今回の実習の中に入ってるのですが、流用性を考えると、いろいろなお菓子に使える便利なものです。お菓子作りの基本となるクリームですが、抑えるとこ抑えれたら、少量なら全然難しくないクリームです。クレープもクレーム・パティシエールも、美味しいものを自分で簡単に作れる喜びや楽しさを感じてもらい、今回だけじゃなく、ずっとお菓子作りを続けて欲しいという、フランス菓子を愛する橋本シェフのメッセージが込められていました。
始まりは、よくある通常の講習会とは空気が違いました。参加者側の皆さんも、お菓子教室はあるにはあるそうなのですが、こうしたプロの講習会に参加することは、参加したくても現実的に難しいそうです。だからなのか「厳しいのかな…」「難しいのかな…」と、少し不安もあったと思います。私たちは私たちで、聴覚に障がいを抱えた方々と接する機会が日常に多いわけではありません。しかも、これだけ大勢の方々と一同に対するのは初めての経験。お互い緊張感もあってか、少し硬い滑り出しとなりました。それに何より、皆さんの集中力と言いますか、グッと迫って来るものがあります。これは、一般向けの講習会とかではほとんどない感覚です。耳が不自由であるぶん、他の感覚を研ぎ澄ませて補うということは、当事者の皆さまにはもはや当たり前の行為になってるのでしょうけれど、耳は聞こえずとも「聞こう」とする姿に、如何に通常自分たちの「聞く」という行為が、機能に頼った心を伴わないものが多いものかと考えさせられました。
正直、本当はもっと壁があるのかと思っていました。やはり私たちのこうした試み自体がどう思われてるのか、不安が無かったと言えば嘘になります。でも、むしろそんな不安を取り除いてくれたのは、参加してくださった方々の、積極的に「参加する」姿勢でした。もちろん、橋本シェフの人柄というかキャラクターも大きかったと思いますが、会が進むにつれ、笑顔もこぼれ始め、空気は和やかに解れていきました。
橋本シェフのデモンストレーションが終わり、中に、イチゴとパティシエールを包んだクレープのバリエーションと、ミルクレープのサンプルが完成。ここから二か所(最終的には三か所)に分かれての実習に入ります。片方では橋本シェフが、もう片方では贅沢な助手、ラヴィルリエの服部シェフが見てくださいました。時間の都合上、パティシエールの実習は代表2名のみとなりましたが、みなさん初めてのクレープを上手に焼いていました。それぞれのクレープに、イチゴとパティシエールを包んで、バニラアイスとソースを垂らして出来上がり。紅茶を淹れて、実食の時間です。
「お菓子は、食べる人を幸せな気持ちにしてくれます。笑顔にしてくれます。家に帰って、大切な人を想って、大切な人の為に作ってあげてください。」最後にそう挨拶を述べた橋本シェフ自身、そんなに器用な方ではないように感じます。
そんな橋本シェフが今こうして講師としてこの場に立ち拍手をいただいてるのも、ケ・モンテベロのシェフパティシエとしてたくさんのお客さんに応援していただけてるのも、全ては「フランス菓子」を通して自分を投影し伝えてきたからだという想いが込められた、熱く優しいメッセージでした。
今回のお菓子教室の開催は、トコスエンタプライズ株式会社さんの尽力なくして有り得ませんでした。どうしても会の構成上、橋本シェフや私たちが表に立ってしまいますが、僕らは協力させてもらったに過ぎません。全くゼロからのスタートで、脚を運び、話を聞き、「手話も出来ないくせに」と、関係者に後ろ指を差されたこともあったと聞いています。
そんな中、賛同し、協力してくださった、関西電力 大阪北支店さんのバックアップも忘れてはいけません。両担当者及び、関係者の方々の情熱によって、「一つの舞台を見終わった後の様な感動」と橋本シェフが呟いたような素敵な時間と、 双方を引き寄せ繋ぎ合わせる素敵な場所が生まれたわけです。本当にありがとうございました。そして、快く第一回の講師を引き受けてくれた橋本シェフ、始まってすぐに、「あぁ、橋本シェフに第一回をやってもらえて良かったなぁ…」と思いました。忙しいなか、営業中にも関わらず手伝いに来てくださった服部シェフも、感謝の念は勿論ですが、何より今日の日を共に分かち合えたこと、嬉しく思います。
一人一人、「美味しかった!」「楽しかった!」と伝えてくれてのお別れです。この会の後、早速店に来てくださった方もおられました。この場限りでなく、出会いがちゃんと繋がったこと、本当に嬉しく思いました。私たちの活動なんて「きっかけ」如きことかもしれませんが、それでも「きっかけ」になれたことが心底嬉しかったです。アンケートに書いていた方もおられましたが、やはり店に足を運んだりすることに躊躇される方もおられるようです。それはご本人たちの問題だけでなく、迎える私たち側の対応が不安だったりもすると思います。「もっと遠慮なく遊びにきてください!」、そうした声を私たち側が挙げることだけでも、躊躇してる背中を押す小さな勇気になるのであるならば、どんどん発信していきたいものです。